とある投資のインデックス

40歳までにとりあえず1億円目指しましょう

40歳までに1億円を取得する平凡なプラン

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記事が停滞しておりすみません。

(誰も待ってないけど😇)

 

中小企業診断士試験の記事ばかり書いてました。

普通のサラリーマンから人生を変えたい人はご参考に!

narou.sun-smec.com

 

今回は、40歳までに1億円の純資産を確保する1つのプランを見ていきたいと思います。

1億円というのは私の場合(子供3人、首都圏住み)なので、生活環境が異なれば目標も手法も大きく変わってくるということはご了承下さい。

 

 

目次

 

純資産の推移

 

ざっくりこんな推移と目標になっています。

■28歳で結婚したて

1.持ち家 0万円

2.株など 0万円

3.預 金 1000万円 (2人合計)

4.積立等 200万円

合計 1200万円

 

■38歳 (2021年現在)

1.持ち家 3000万円(残ローン700万円)

2.株口座 3000万円

3.預 金 2000万円

4.積立等 400万円

5.子供  3人

合計 7,700万円

 

■40歳(目標)

1.持ち家 3000万円(残ローン0万円)

2.株口座 4000万円

3.預金  2500万円

4.積立等 500万円

5.子供  3人

合計 10,000万円

※厚生年金保険などの潜在資産は省いています。

 

こうしてみるとなんのことはありません。

私達は共働きなので大半が労働所得の恩恵です。

株式投資の恩恵がおそらく1500~2000万円程度だと思われます。

 

収入と支出のイメージ

 

共働きといっても世帯収入は平均的な1000万円程度です。

妻が5年ほど育休していますのでその間はせいぜい800万円/年程度です。

(雇用保険様、有難うございます!)

 

そして2人共、そこまで倹約家というわけではありません。

旅行外食はしょっちゅういきますし、エンゲル係数は高めです。

ただブランドモノにはあまり興味がなく無駄に高級なものは買いません。

 

世の中500万円/年の世帯収入で暮らしている人も多いわけです。

その水準で生活すれば500万円/年稼ぐ人が2人いれば単純に10年で5000万円ストックされます。

小学生でもわかる算数なワケです。

 

なんの変哲もない一般的な家庭ですが、多少不利な点も少し…。

私とパートナーどちらの両親も遠方におり、親世代からの援助は全くのゼロです。

ですので育児サポート面や保育料といった項目に支出が多く、また不妊治療なども合わせると数百万円は掛かっています。(余分な出費という事ではないですが…)

 

親世代のサポート無しに共働きで子供3人育てるというのは、なかなかにハードです。

ハードモードではありますが、工夫しながら生活し、金銭面で共働きの恩恵を受けているというのが我が家のケースになります。

 

子供の学費は?

 

えらそうにいえるような金額ではないですが、世間一般の預金額などからすると資産は多い方の様です。

 

いやいや今は余裕かもしれないけど、子供が大きくなるととんでもない出費がかかるよ、とよく言われます。

子供の教育費が本気を出す15年後には3000万円ほど使うかもしれません。

しかし逆に40歳から住宅ローンがなくなります。

さらに家賃だけでなく、保育料などからも解放されます。

(みんな大食いなので食費がちょっと心配ですが…)

 

また収入自体も普通にいけば増えています。

なので皮算用でいけばおそらく15年後の資産は2億円に到達していますので教育費が3000万円だろうが4000万円だろうが何の問題もありません。

 

ここに投資でうまく何千万円か上乗せ出来れば有難く思っていますが、実は株にそこまで期待はしていません。

どこかでとんでもない暴落が来ても大丈夫なようにはしておきたいと思っています。

 

資金的余裕が多い理由は?

 

細かく家計簿をつけたり支出管理なんか全くしていませんので、自分での整理もかねて項目別に述べたいと思います。

 

 

理由①  株式投資

 

結婚後しばらく1000~2000万円ほど銀行預金のみの時期がありましたが、あまりにゴミのような金利だったので国債か何か買おうと思いました。

しかし国債も金利が低かったので、に興味を持ち色々勉強を始めました。

当時は本が情報の要で、ネット上では怪しい商材ばかりだった様に思います。

 

最初は1万円上がった下がったで一喜一憂していましたが、色々な経験により今では数十万円の上下では何も思わないようになりました。

メンタルの強化は経験によってしか培われず、非常に重要な要素だと感じています。

株式市場が好調だった恩恵で、2000万円弱の利益は得られたと思います。

デイトレーダー並みに売買をしていた時期もありますが、今は年に数回取引をする程度です。

 

 

理由②  自動車

 

保有していません。

これが資産形成において一番大きな理由かもしれません。 

 

車にかかる生涯コストはざっくり3000万円~4000万円です。

車の移動を全てタクシーで行っても実はこれより安くすみます。

それほど車両本体費用や維持費は高いのです。

 

地方の工場勤務とかなら必須かもしれませんが、首都圏で駅近に住めば不要です。

 

雨の日の送迎などはタクシーでOKです。

遠方にお出かけする時はレンタカーでOKです。

 

もちろん周りの家庭は、ほぼ100%車を保有していますので肩身の狭い思いを感じる事もあるかもしれません。

それらも含めて「不要」と判断した自己コントロールの気持ちがあれば何も気になりません。

 

 

理由③  住宅

 

都市開発地区の駅近マンションを3000万円ほどで購入しています。

 

家を購入するのは「無駄だ」と思う人がいるかもしれませんが、場合によります。

債務を背負うことが無駄なのであって、不動産投資的にすることで意味が変わります。

 

毎月10万払う家賃は費用ですが、毎月10万円払うローンは減価償却費に近いです。

それを300回繰り返すと、前者は何も残らず、後者は家が残ります。

持ち家のデリメットを煽る意見も多数ありますが、上記の事実は捨てられません。

思考停止にならずに考えてみて欲しいです。

 

住宅ローン控除期間が終われば、銀行にお金を借りておく意味が特にないので一括返済予定です。

 

住宅に関する項目は別記事まとめたいと思います。

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理由④  保険

 

昔からどうしても理解出来ないことがありました。

社会人になったからといって独身者がなぜ生命保険に入るのか。

何度聞いても何度聞いても理解できませんでした。

 

理解できないものにお金を払う必要はありません。

確かに、結婚して子供が出来てとなると必要なパターンもあるかもしれません。

 

ただし、日本は手厚い国の保険があります。

まじめに健康保険や年金保険を払っていれば、世界最高レベルのサービスを享受できます。

遺族年金保険、高額療養費制度、出産・育休手当て、これらで賄えないものがあれば民間保険県民共済の検討をすればいいだけです。

 

ちなみに、国の保証体制や財政が崩壊することは有り得ません。

ここで理由を語るのはヤメておきますが、少なくとも国が崩壊するより民間企業が倒産する可能性の方が高いのは自明の理です。

 

保険会社はあの手この手で不安を煽り、加入を促してきます。

だけど彼らは保険の売り込みや心の揺さぶりはうまいですが、経済についてはど素人ばかりです。

そして保険に入る理由がなければ、必ず資産形成の話に振り替えられます。

だけど保険屋に期待することはあくまで「保険」であり、資産形成ではありません。

保険屋に資産形成を任せると利回りが激烈に悪くなるからです。

資産形成は自分で行えばいいのです。耳を貸す必要はありません。

 

健康な人間が、子供が巣立つまでに死亡する可能性は1%以下です。

そのわずかな確率に、高額な費用を掛けてギャンブルするのでしょうか?

 

それよりも、もしものことがあっても最低限必要な資産をいち早く形成しておく。

そして民間保険に入らないことで生まれる「余剰資金」で旅行や食事にお金をかけて家族みんなが心身健康でいる方がよほど有益です。

 

今オレが死ぬと一家が詰む!という状態の人は、掛け捨て2000円/月程度の県民共済に入っておきましょう(笑)

もちろん車の運転や泥酔などに気をつけ日々を健全に過ごすことの方が重要ですけど。

 

 

根本の話

 

誰だって資産形成を図ることは出来ます。

とはいえ出来ないのは「そのことを知らないから」だけではありません。

 

例えば、共働きをすれば10年で5000万円ストック余裕でした。と簡単にはいえます。

確かにストックは余裕です。しかし問題はその体制を10年維持することだと思います。

家事は?育児は?子供が熱を出したらどうする?課題は山積みです。

 

自動車だって、無くて本当に生活できるの?不便じゃない?見栄は?

住宅だって、頭金がない、転勤を言われたらどうするの?

保険だって、とにかく不安だ、など色々あると思います。

 

それらを1個1個地道に解決していくしかありません。

仕事とは、会社での問題を解決することだけではなく、むしろ家庭での問題を解決していくことだと感じます。

育児に比べれば(通常の)仕事がいかにヌルゲーかは経験者にはわかると思います。

 

自己の能力を高めることが出来れば、会社に束縛されることはありません。

いつクビになろうが、全く恐れることもありません。

となると、上司取引先に媚びる必要もありません。

その覚悟があれば、そもそも仕事も円滑に回ります。

 

解決する手段は、努力と勉強と意思決定とコミュニケーションです。

・自動車が無くても生活できそうな場所の選択

・資産価値の落ちなさそうなエリアの探索

・家事の生産性を上げる為の投資

・育児の分担

・金融リテラシーの勉強

・パートナーへの丁寧な説明

・自己能力の研鑽

 

 一つ一つ積み重ねていくことで、資産形成の土台を築いていきましょう!

 

 

 

と、ここまで読んでいただき有難うございました。

ただの平凡な一市民が、色々えらそうなこといって恐縮です。

ただ極端にストイックな生活をしているわけではないということはお伝えしておきたいと思います。

ゴロゴロして1日中パートナーとアニメを見ていることだってあります。

 

今のような環境を築くことが出来たのも全て周りのおかげです。

決して奢ること無く日々精進していきたいと思っています。